日本初の輸出用新幹線車両として、700系新幹線車両をベースに製造された。製造は川崎重工業・日本車輌製造・日立製作所が担当し、初期車全30編成が日本で製造され、輸出された。
台湾新幹線は、TR07編成の1号先頭車東海道・山陽新幹線で運転されている700系をベースにしているが、以下の相違点がある。
<12両編成>
東海道・山陽新幹線の700系は16両編成(E編成は8両)であるが、台湾高速鉄道では乗客数の需要見込みに合わせ、700T型は12両編成となっている。
<モーターのパワーアップ>
最高速度300km/hに対応するため、主電動機の出力増強を行っている。
<先頭形状の変更>
700系の先頭形状に対し、台湾側から不満の声があった事と、元々は欧州の車両を使う予定であったことからトンネル断面積など線路の規格に余裕があることなどから、先頭形状の変更が行われている。この際に乗務員室側面の乗務員用扉は省略され、乗客用扉から乗務員室に入室する様になっている。
<客室扉が半自動制御>
暑い台湾では、乗降扉を開け放しにしたのでは冷房効率が悪いので、客室扉の開扉制御が半自動制御とされている。駅に到着すると車掌の扱いにより各客室扉のランプが点灯し、その後乗客がスイッチを操作すると扉が開く様になっている。日本の場合、寒冷地における在来線車両では同方式が採用されているが、新幹線車両では例がない。